あなたの敏感肌が生まれつきかそうでないかをチェックする
自分は「敏感肌」だと思っている人の中には、実は大きく分けて2つのタイプがあることをご存知ですか?
まず1つ目ですが、普段のスキンケアに問題があり自ら敏感肌を招いているタイプです。
もう一つは、生まれつきによる肌質が大きく関係しているタイプになります。
ここで気になるのが、敏感肌だと思っている方の多くは、実際には最初の方のタイプということなのです。
そもそも間違ったスキンケアを行うと、肌荒れや乾燥といったトラブルを発生させてしまう原因になることは言うまでもありません。
肌が敏感になりトラブルが起こる場合、角質層のバリア機能が壊れて外からの刺激を受けやすくなっているケースは少なくありません。
ただ、このようなケースにおいては、今行なっているスキンケアを見直せば肌が敏感になっている問題は解決することが可能になります。
そのため、本当の意味での敏感肌とは実は違うということなのです。
例えば、過剰なクレンジングであったり、肌に大きな負担がかかるような日焼け止め化粧品を塗ってしまっているなど、自分に合っていない化粧品の使用方法などが要因になります。
他にも、寝不足や食生活などが不規則な状況が続けば、肌の抵抗力を低下させたり、デリケートな状態を生み出しやすくなりますので注意が必要です。
こういったケースでも本当の意味での敏感肌には該当しないのです。
日頃のスキンケアや生活習慣といったものが正しくできているにもかかわらず、敏感肌と思われる状態であれば、これこそが本当の敏感肌と言って良いでしょう。
本当の敏感肌の特徴と対策とは?
自分の行いが原因ではなく生まれ持っての敏感肌の場合、もともと肌が薄い乾燥しやすい状態にあり、外的な刺激に対して過剰に反応しやすいなどの特徴があります。
そして、一般的な肌質の方であれば刺激と感じない程度の微妙なものにも反応が出るのです。
もし本当の敏感肌であれば、自分の髪の毛が肌に触れるだけでもかゆみの症状が強くでたり、化粧水に含まれるほんのわずかなアルコールでも赤くかぶれたりします。
このような肌の状態にある場合は、底刺激の化粧品を使用するようにしましょう。
スキンケアそのものをできるかぎりシンプルにし、あれこれと化粧品を複数使用することは避けるようにしてください。
また、生理前や寝不足などによって一時的に敏感肌の症状が強くでる方もいらっしゃいます。
このような時は、クレンジングは使用しないようにして石鹸洗顔だけ行うようにした方が良いでしょう。
洗顔の後には早めに保湿美容液だけにしておきましょう。
外出時のメイクは、なるべく軽めのパウダーファンデーション、ルースパウダーの使用に留めておくことをおすすめします。
いずれにしても、自分が本当に敏感肌なのかどうかの自己判断は難しいものです。
肌の症状が明らかに気になる場合は、速やかに医療機関での診断を行われたほうがより正確な肌質を知ることができると思いますので、くれぐれも自分で判断はしないようにしておきましょう。