消えるどころか濃くなってる?目の下のくまはタイプ別に対策を
顔の印象としてどこか老けたように見られたり疲れているように見られがちになる肌トラブルが、目の下のくまではありませんか。
気にかけていても消えるどころかいつの間にかくまが濃くなっているような気がすると悩まれているケースも多かったりします。
しかし、目の下のくまへの対策を行なうのでしたら、やみくもに進めても良い結果に繋がるとは言えません。
なぜなら、目のくまにはいくつかの種類があり、くまの原因によって対策も変ってくるからなのです。
まずはあなたのくまの種類をチェック!
目の下にできる「くま」の種類としては、『黒くま』『青くま』『茶くま』の3つに分類することができます。
まずは、自分のくまがどれに該当するのか?
簡単な方法ではありますが、まずはそこからチェックしてみましょう。
上を向いた時には薄く見える
引っ張ると薄くなったように見える
上を向いても引っ張っても何も変化がない
くまの種類によって上記のような特徴があります。
基本的にはどの種類のくまであっても、年齢を重ねると共にどうしても目立ちやすくなるものだと言えます。
そもそも目の回りというのは皮膚が薄い場所になります。
皮脂腺が他の場所と比べて少ないこともあり乾燥しやすい部位でもあります。
そして、目の下ではなく上にある「上まぶた」というのは色素沈着をおこしやすいため、手で擦ったりしただけでも黒ずむ事もあります。
もちろん、個人差はありますので一概には言えませんが、目の下にくまが出来る事と目の回りの構造的なところは関係性が高いと考える事はできるのではないでしょうか。
黒くまの主な原因とは?
まず、黒くまの主な原因と考えられるものについてですが、たるみやむくみといったものになります。
言ってみれば肌の老化現象が関係しているタイプのくまになります。
目の下のくまに悩まされている女性の中でもこの『黒くま』に該当している方が一番多いと言われています。
黒くまへの対策について
黒くまの場合、老化が関係していますのでアンチエイジングに取り組みましょう。
先程もお伝えさせていただいたように、肌の老化現象が大きく関係している黒くまは、加齢によってただでさえ薄い下まぶたの皮膚がさらに薄く弱くなっていくことで、たるみが生じてそこに影ができてしまいます。
このような場合は、原因となっている「たるみ」を緩和する必要がありますので、コラーゲン意識してください。
コラーゲンを増やしてくれる成分としては、ビタミンC誘導体やレチノールがありますので、これらが配合された化粧品を選ばれると良いのでしょう。
むくみが気になる場合は、目の回りのツボを押すのが地味ですがおすすめです。
例えば、「四白(しはく)」という目の下の中央から、およそ親指一本分くらい下にあるツボです。
このツボは、むくみやくすみの対策にもおすすめです。
他には、目尻の端のくぼみに位置する「瞳子?(どうしりょう)」というツボもあります。
むくみの場合、基本的に冷えのは注意が必要なので、冷たい飲み物は飲み過ぎないようにして、適度な運動を行なうことが好ましいと言えます。
青くまの主な原因とは?
青くまの場合は、血液が関係しています。
血行不良により目の回りにある毛細血管の血液が滞ることが原因となり青く見えるのです。
言わば「うっ血」が起きていると考えられます。
青くまへの対策について
血行不良が主な原因となる青くまについては、血液の流れをスムーズにしていくことが重要です。
目の回りに限ったことではありませんが、血行促進にはマッサージは大切なポイントです。
青くま対策としてのマッサージで意識しておく事は、目の回りだけ行なえば良い訳ではないということです。
そもそも青くまに見えているのは、目の下の皮膚が薄いから目立って青く見えているのであって、目の回りだけは血の流れが滞っている訳ではないのです。
状態としては、顔全体が血行不良気味と考えられたほうが良いのです。
そのため、青くまの対策としてマッサージを行なうときは、顔全体へ行なうようにしておきましょう。
マッサージ以外では、代謝を促すためにもビタミンEやセージエキスといった、代謝へ良い作用が期待される成分を意識しましょう。
目の下のくまということでは、アイクリームを取り入れてみるのも良いのはないでしょうか。
茶くまの主な原因とは?
茶くまは、くすみやシミが主な原因となります。
実は、目の下にくまのように見えているのは、小さなシミが積み重なった事でくまのように見えているケースがこれにあたります。
他にも、目元に湿疹がよくできるという方の場合は、色素沈着などが起こりやすい傾向があるため、結果的に茶色く見えてしまうのです。
茶くまへの対策について
最後に茶くまの対策ですが、くすみやシミとの関係が深いため、メラニン色素について意識して対策を行なうようにしておきましょう。
基本的には、美白ケアをより意識して日頃のスキンケアを継続されるのが好ましいです。
個人差はありますが、目の回りを頻繁に擦ってしまう方の場合、角質が熱くなっている可能性もありますので、ピーリングを取り入れた方が良いかもしれません。
注意点としては、ピーリングによって湿疹や痒みが出てしまっては逆効果となってしまいますので、そのような肌トラブルが懸念される場合は、皮膚科で相談の上で対策をされたほうが良いでしょう。
以上がくまの種類別の原因や対策となります。
くまにも大きく分けてこれらのタイプが存在していますので、ご自分のくまが一体どの種類に該当するのか?まずはしっかりと確認して症状に応じた対策を講じていきましょう。