化粧水に肌への保湿効果は期待しちゃだめ?
化粧水というと、肌への保湿効果と潤いをイメージしがちですが、実は化粧水にはそこまで高い効果を期待してはいけないようです。
そもそも、化粧水というだけに、その成分の大半は「水」になります。
それだけでは、肌のへの保湿という意味での水分量としては足りないのです。
その最も大きな理由としては、水には保湿成分がそれほど配合することが出来ないからです。
そのため、化粧水に肌への潤いや高い保湿効果というのは期待されない方が良いのです。
そうして見ると、化粧水というのは、付けた時の清々しいともいえる清涼感といった気分的な効果と置き換えることができます。
ただ、言ってしまうと、「じゃ化粧水は必要ないの?」という事になります。
確かにスキンケアという観点から見ると、化粧水には効果を期待することはあまり出来ないのですが、みずみずしい肌でいるためには使わないよりは使う方が良いのは確かだと思います。
でも、どうせ使うのであれば、何かしら効果を求めたいのが心情ですね。。。
それであれば、化粧水を選ぶ際に、「美肌効果」という視点で何を使用するか決めるのが良いでしょう。
化粧水選びのポイントは美肌成分
美肌効果を期待して化粧水を選ぶのであれば、一番おすすめなのは、「ビタミンC誘導体」が配合されている化粧水です。
なぜなら、ビタミンC誘導体には<美白・毛穴の引き締め>や抗酸化が期待できるからです。
実はビタミンC誘導体は水溶性の成分のため、クリームよりも水に配合した時の方が安定性が高まることが分かっています。
そのため、化粧水に配合した方が美肌効果は高まるということなのです。
その他にも、化粧水へ配合した方が効果が高まるとされる水溶性の美肌成分には、ビタミンC誘導体以外にも「各種抗酸化成分」として、リコピンやグレープシードエキスなどの植物エキスがございます。
※ヒアルロン酸、コラーゲンは保湿成分としては水溶性ですが、高濃度になると化粧水ではなく「美容液」のカテゴリーになります。
化粧水をつけるときはコットンを使用する方が良い?
化粧水をつける際には、手で直接つけるよりもコットンを使う方が肌に優しいイメージがあるかと思いますが、、必ずしもコットンを使う方が良いという訳ではありません。
手で化粧水をつける場合に、強めにパッティングしたりこすりつけたりするのは論外ですが、コットンの場合も同様です。
例えそれが上質なものだとしても、強めに擦ってしまえばコットンの繊維によって角質に傷がついてしまうと、肌から潤い成分が蒸発してしまい肌が乾燥する原因となってしまいます。
それであれば、ご自分の手に化粧水をとり、優しくパッティングするくらいで充分なのです。